2007/04/30 Mon

中南米型EU


単純に比較することはできないんだろうが、こと、USA主導の経済政策ではない、相互の経済的主権を尊重しあった経済的協同として、とても興味深い。
欧州にひきつづき、いよいよ中南米地域にも、軍事的政治的経済的一国支配のくびきから抜け出そうという動きが。
すでにアジアは、東南アジアを中心に、先んじてそのような動きが起こっていたが。
あとはアフリカ大陸を残すのみ。
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2007/04/27 Fri

戦時中の強制奴隷労働


原告にたいする損害賠償金の支払いを命じた広島高等裁判所の判決をくつがえした最高裁の判決。
理由は、国家間の戦争賠償請求権を放棄した日中友好条約の条文にもとづいているという。

国家間の戦争賠償請求の放棄、というと、私がまず想定するのは、戦争における賠償金請求、領土併合などが当たり前であった第1次大戦の戦後処理と対照的な、無賠償無併合を原則とした第2次大戦の戦後処理のあり方だ。
これを、戦時の不当労働行為にたいする賠償請求にまで当てはめてしまった最高裁の判断に、たいへん不信を抱いてしまう。

日本政府の公式な対応にあわせたカタチになった今回の判決の骨子。
司法の独立というのが、いま改定が取りざたされている日本国憲法の柱の一つだが、この憲法の精神も、現在の最高裁には当てはまらないのだろうか。
posted by Kyawa at 19:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2007/04/26 Thu

強風、突風

午後からの強い風。しばらく続いていて、いまも時々突風がある。
アパートの、いつもながらの日にちがずれて出されているゴミも、午後からアパート周辺の宙を舞っていて、そこら辺に落っこちる。

ようやく春かなと感じはじめていたが、ややもすると、夏のはじめなんじゃないかとも感じてしまう。
ハナミズキの満開を見たと思ったら、サツキも満開になったし、ツツジが五分〜七分咲きだし。

春一番じゃなくて、これはなんと呼ぶのやら。
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2007/04/23 Mon

Adhamiyahの万里の長城

かつて「ベルリンの壁」という建造物があったが、それを連想してしまった。
最近では、イスラエルとパレスチナとの間に―いや、むしろパレスチナの周囲にと言ったほうが正確かしらん―壁が築かれてしまったというニュースを聞いたことがあった。
この類似点に関しては、アルジャジーラ英語版サイトの配信ニュースのなかで、イラク国民の一人も語っている。

Al Jazeera English - News
UPDATED ON:SUNDAY, APRIL 22, 2007
17:01 MECCA TIME, 14:01 GMT
US walls-off more Baghdad districts

Adnan Shuhab, a resident of the Iraqi capital, said: "We heard the building of such concrete walls was only between Israel and the Palestinians.
"Firstly, they want to separate us and put sectarianism in our minds. Secondly, we are Iraqis and we have been unified for thousands of years."
彼が指摘しているように、壁はむしろセクト主義、対立と緊張を増長させるだけだ。
ベルリンの壁がそうであったし、パレスチナ人とイスラエルとの間につくられた壁もそうであるように。
かつて、イスラエル建国以前のかの地では、パレスチナの民のなかでユダヤの人びとは混然融合して共存的に生活していたと聞く。
イラクでも、イラク戦争によって秩序社会が崩壊する以前には、少なくとも、現在のようなスンニ派とシーア派同士の血を血で洗うような抗争は生じていなかったし、国外からのテロリストらが堂々と活躍できるような治安状態ではなかったはずだ。
posted by Kyawa at 02:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラク

2007/04/20 Fri

コロンブスはアメリカ人ではない

バージニア工科大学で起こった銃乱射事件。犯行は、グリーンカードを保持している韓国国籍の20歳代の男性で、同大学の学生によるものとのこと。
韓国国内、米国内の韓国人コミュニティでも、この事件にもとづく“報復”を危惧しているらしい。私もそれを危惧している。

この事件を知ったころ、たまたま、文学座の大女優、杉村春子さんの特集を観た。「欲望という名の電車」の舞台録画を視聴。
そのなかで、“不器用”で粗暴尊大な労働者男性スタンリーが言うセリフにドキリとした。

スタンリーが、育ちの良さを事あるごとにひけらかすブランチにたいして吐き散らす言葉。
自分は、この偉大なる国、アメリカに生まれアメリカで育った。そのことを大いに誇りに感じているし、誇りにしている。

アメリカが偉大なる国かどうかは甚だ疑問だけれども、大方の西ヨーロッパ系アメリカ人は、大なり小なりそう感じているのだろうと思った。
そして、同時になぜか、銃乱射事件が及ぼすであろう、東洋系アメリカ人への影響を思った。

東洋系だけではないだろうな。
同じヨーロッパでも、スペイン系やラテン系、東欧系からの、比較的遅れて入植してきた人びとは、プロテスタント系ではなくカトリックだったり正教徒だったりする人びとが多かったということともあいまって、比較的早い時期に入植した人びとのコミュニティとは別のコミュニティをつくらざるをえない圧力を受けたり感じたりしたようだから。

コロンブスがアメリカ人でないのは分かりきっているようだが、はたして、そういう認識が現代アメリカの居住者にあるかしらん。
たとえば、イエス・キリストは決してキリスト教徒ではなくてユダヤ教徒でありユダヤ人だったという当たり前の話も通じないような人々が、アメリカ合衆国内に結構な数いるようだという話を聞いた。

アメリカ人とはどういう人々のことを言うんだろうか。
もっとも早くアメリカ大陸に定住した人々のことを言うんだったら、いわゆるネイティブアメリカン以外、アメリカ人と呼称できる人びとは存在しない。

いまもって、なお、USAを「自由の国」と呼んではばからない人が、TV画面のなかに幾人も登場するし、「アメリカン・ドリームを追って」などということを恥ずかしげもなく言う人を見かける。
かの国ほど、人種差別と門戸差別、経済的差別、宗教的偏見のはなはだしい国はないというのに。

その国を宗主のようにあがめる人々が、自国内にもその差別と偏見を植え付けつつあり、また、もともとあった封建的偏見や差別意識を、“近代的”に増幅しようとしている向きもあり、他人事ではないのだが。

こういうもろもろの傾向は、昨今国内に移入されているアメリカ製TVドラマの多さに感じるし、それらの内容を見ていると、いかにアメリカという国が、独善的で偏見に満ちた国かということも見てとれる。
posted by Kyawa at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007/04/18 Wed

ハナミズキ

いまWikipediaで検索したら、アメリカヤマボウシともいうらしい。
えらく早く満開になったと思っていたが、やはり少々早めの花盛り。4月下旬から5月上旬にかけてが盛り。
今年は若干早めのようだ。
通勤途上にある、ある通りの街路樹がハナミズキ。きょう、ほとんどすべての樹が一斉に花を開かせていた。
posted by Kyawa at 20:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007/04/17 Tue

卑劣なテロ行為


長崎市も首長選挙、市議会議員選挙がはじまっていた、そのさなかの事件。
TV報道によると、59歳の暴力団幹部と市当局とのあいだにトラブルがあり、その逆恨みからの犯行ではないか、との憶測もあるようだ。

彼個人の怨恨が、もしくは発端となっていたかもしれないが、私は、むしろその個人的怨恨を利用してか、カモフラージュに利用してか、政治的なテロ行為ではないかと、勘ぐってしまいたくなる。

なにせ、やった時期が時期だし。
個人的怨恨をはらすのに、政治オンチの人物でも、選挙のさなかに遂行しようとするだろうか。
暴力団のそれも幹部だというんだから、政治オンチどころではない。きわめて政治的な団体の中枢にいる人物の行為なのだから。

ニュースでも言及していたが、そういえば、本島元長崎市長も暴漢に襲われたことがあったっけ。
こういう卑劣なテロ行為は、絶対に許せない。
徹底的に真相を究明すべきだ。
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2007/04/15 Sun

米軍がオンラインゲームサイト参入


戦争シミュレーションゲームの原型が、米軍内機関にあるらしいということを知ったのが数年前。
それからすぐに、事態はもっとすすんでいて、軍主導のオンライン・シミュレーションゲームが、どしどしヒットしているということを知ったのが2年前。
今回知ったニュースでもっとも懸念するのは、ゲームやりたさに登録した青少年の個人情報が、自動的に軍の新兵対象リストになるという点。

こういう手段にでなければならないほど、新兵獲得が困難になっているんだろう。

昨今、児童虐待や凶悪犯罪の低年齢化予防のためと称して、ゲーム内容を規制しようとする動きもあるようだが、一国家機関が正規の方針として、上にあげたようなことを堂々とやっているんじゃ、焼け石に水といったところじゃないだろうか。
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2007/04/13 Fri

「改憲手続き法」

すでに「国民投票法案」をめぐっては、そのねらいがあまりにもあからさまなことから、「改憲手続法案」と呼称されている。

この記事のなかで、「憲法改正」をもとめる安倍首相の“理由”がたいへん端的に紹介されている。

その理屈でゆくと、安倍首相をはじめとする与党・民主党が、その堅持を恒久的なものと前提している“日米同盟”の基軸となっている「日米安全保障条約」も、事実上、連合軍占領下で、事前の国民間での論議もなく締結されたシロモノなのだから、当然、「改正」「見直し」しようという議論がおこってしかるべきなのだが。

なぜ、二国間条約である安保条約を日本国憲法にあわせて見直すのではなく、国際社会が認めている独立国の最高法規である日本国憲法の方を、安保条約にもとづく法律体系にあわせようとするのか。
このひどく売国的で卑屈な姿勢が、なぜ許される政治状況があるのか。
posted by Kyawa at 01:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2007/04/09 Mon

どっちの「貞操」?

asahi.com:反発呼ぶ、法相の「貞操義務」発言 民法規定見直し巡り
2007年04月09日21時39分


久しぶりに聞いたっけ。“貞操”って。
そのうえ“義務”という。

そう言えば、これもNHK甲府で県議選関連報道で。
たぶん、明るい選挙なんとかという団体の方だと思う。甲府駅前で投票をうながす宣伝行動を行なわれていて、その運動自体は、とても大事なことだと思ってニュースのなかの尊い行動を見守っていたのだが、たいへん大きな違和感をいだいたのが、責任者とおぼしき男性が発したコメント。
投票は義務です
…いえいえ、投票は、近代社会においては、個人の命とひとしく大事な「権利」です。
彼がいみじくも「義務」と語ったのに、地域性を感じたのは私だけだったろうか。
背景にあるあらゆる“圧力”を思わずにはいられなかったし、参政権を“義務”と呼んではばからない、かの社会的雰囲気にある危機感を抱かずにはいられなかった。

それはさておき。
人間の誕生の過程を、科学的経験的にかえりみれば、生んだその人の子宮の出口から、かの生命が生み出される瞬間を、もっとも確実に確認できるのは、その誕生の痛みを実感できる母体と同一性を保っている個性であって。
誰の子かと問われれば、かの女性の子であることは、まず間違いないと、誕生に立ち会った誰もが証言できるでしょう。
ただね、いまは、母体に、その母体とはちがう女性の卵子と、どこかだれぞの精子とを接触させて、生んでもらいたい体力をもつ女性の体内に移植するという技術が発達しているから、遺伝的生理学的には、正確に言えないとも言えるけど。

ただね、私が思うのは、誕生という過程にかんしては、太古のむかしから、人はただしく対応してきたんだと思うわけ。
母系社会が人類初期の合理的社会だったということにかんしては、納得しています。
男性の関与が二次的であったのは、誕生という過程にかんしては、至極もっともなことだと思います。

貞操という観念は、いったいどの性に向けて発せられている社会的語彙なのかという、その社会的文化的意味づけが問題とされているんだろう。
貞操という観念を持ち出した、その人自身の、文化的社会的意味付けも、それ相応に感づかれてしまうんではないかと、心配してしまうんだな。

少なくとも、私は、このニュース配信を見て、いったいどこから出てきた言葉かしらんと、注目してしまったからね。
posted by Kyawa at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース