塩崎恭久(Yasuhisa Shiozaki)官房長官は決議採択をうけ、慰安婦問題をめぐる問題については安倍晋三(Shinzo Abe)首相が4月の訪米時に「お詫びの気持ち」を表明しているにも関わらず、米下院で決議が採択されたことは「遺憾だ」と記者会見で語った。あのときの「お詫びの気持ち」はだれにたいしてのものだったか。
私の印象だと、「ブッシュ大統領閣下、お騒がせして申し訳ありませんでした」という“お詫び”だったように感じていた。
そもそも、元従軍慰安婦の人たちに向かって直接「お詫び」したことがあったか。
「強制ではなかった」−それでは、すすんで性奴隷になったとでも言うのだろうか
「待遇は悪くなかった」―はたして、性の捌け口のための施設を設けたという事実自体が、女性にたいする抑圧と暴力行為だとして批判されていることに、まだ気づかないのか
人権問題にかんしては“未来志向”だそうだ。塩崎さんの言によると。
過去の人権問題に正面から向き合えない輩が、はたして、今世紀の人権問題に向き合えるのだろうか。