2008/04/28 Mon

汽笛と観光と

ワタシにとっては、激烈でやかましいだけだった、機関車の汽笛は、愛好者にとっては、またとない、機会だったようです。

しかし、ワタシは、もはや、そういう当時をなつかしいと思うような年代でもなく、むしろ、こういうNHK教育でも放映された絵本を覚えています。

過去の栄光にすがっている石炭機関車ゴエモンが、ある機会をえて、意気揚々と、線路を走ったところ、沿線の畑地や民家の軒先が、ゴエモンが挙げた噴煙によって、火がついて、その消火のために、沿線の住民がおおわらわだったこと。

消火問題は、いまではどうか知りませんが、あの汽笛の騒音。あの噴煙の影響を考えると、いかに観光のためとはいえ、中央線の、これほど長距離の規模の線路を占領してまで決行する必要があったのでしょうか?!

愛好家の方たちにとっては、またとない機会だったんでしょうけど、沿線住民としては、とてつもなく複雑な気持ちです!!

沿線の作物にたいする影響を、このご時世、どう補償してくれます?!
写真撮って満足しているバカ、オマエのことだよ。
posted by Kyawa at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

稀に見る秀逸な特集

NHK教育チャンネルのETV特集。「しんぶん赤旗」のテレビ欄で確認して、これぞとばかり、録画予約しておいたにも関わらず、しっかり、リアルタイムで視聴し、泣きはらしてしまった番組。

かの映画プロデューサーの李鳳宇(リ・ボンウ)さんも登場。
過去の朝鮮半島への帰郷運動が、文字通り、政治的意味合いなしの、故郷を思うが故の北朝鮮“帰郷”運動だった、政治的背景を思い知った。

はじめて見聞きするということ自体を恥じたワタシであった。
すなわち、日本における終戦(実体は敗戦)記念日である8月15日が、朝鮮半島における“解放(開放とは意味がずいぶんちがいまっせ!!)”記念日であるということの、真実の意味合い。
それも、チェジュド(済州島)が、まるで日本における沖縄のような、むごい歴史を経てきているということも、はじめて知ったことにたいする、引け目。

そしてまた、日本における在日コリアンの歴史的色合いの違いの意味合い。その歴史的意味合いの違いに反映されている、民族迫害の歴史の長さ。
日本民族は、はたして、本質的に、こんなに長い間、異民族をむごい状態にさらしておけるほど、冷血な民族であったのだろうかという、悲しさ。

それだからこその、現在の、韓国民主化の、民主化の度合いの激烈さ。
日本政府もとまどうわけです。

かの当時、帰郷運動が旺盛に行なわれていた当時のことです。
たぶん、あんな激烈な迫害が行なわれていた南半島への帰郷には、誰しも、不安をいだかずにはおれなかったのでしょう。そんな実態を、今回のNHK・ETV特集で知ることができました。それだけでもずいぶんの収穫。

比較して、当時の北朝鮮半島に、希望を抱いたのも、無理からぬこと。
積極的ではないにしろ、比較的安全な半島地域として、帰郷地域を選択した人々がいたとしても、不思議ではなかった。
しかし、そこらへんの複雑な事情も、番組は丁寧に後追いしていて、李鳳宇(リ・ボンウ)さんの母親の葛藤を、丁寧に後追いしていた。
ほんとうに丁寧で誠実な取材だ。

すんません。
ワタシ、これで、翌日、眼を腫らしました。
posted by Kyawa at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ

眼が痒い

いっとき、一昨年の同じ時期に診断されたアトピー性のものかと思っていた。
きょう、改めて、外の日差しを受けて、より痛々しく反応するわが瞼に、「これは、光化学スモッグのせいか」と勘ぐった。
素人考えだから、どちらが正しいのか、分からん。
しかし、きのうのETV特集を見て泣きはらしたあげく、腫れ上がった瞼が、きょう一日の痒みのためこすりあげたあげく、お岩さんのような風体だわ。
posted by Kyawa at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2008/04/24 Thu

似ていないのに

ビヨンセに似ているという触れ込みで、この数週間にかけてメディアにでていた彼女が、とうとう、お昼の定番番組のレギュラーになったので、もう、文句を付けられなくなった。

ドリームガールズのビヨンセ似という触れ込みの彼女の芸。
彼女の芸は、似ているというよりも、東洋人はもとより、映画を見ていない大衆一般にたいして、「アンタ、コレ、知らないでいる?
それ、ハズカシイよ」といった強迫観念によって、形象化された、仇花だ。

彼女、この芸が見飽きられる前に、いち早く、自分自身が自身を発揮しえたというくらいの芸を、少人数でもいい。確かな眼力をもつ観客の目前に、さらしてみたりして、経験を積んでいって欲しい。

その似なさすぎは、「こんなんで大丈夫?」と思った私が、ネット検索で、YouTobuの映像に出会えたから。
映画晩、ミュージカル版の、本格派の歌唱、演技力を検証できる映像は、そこかしこにあるで…。

こんなのと比べたら、日本のチョイ出の、あんなオンナ、そうこうするうちに、つぶされるで。



これに比べて似ていないのを重々承知でやっているものまねでっしゃろ。
そうであれば、いま、もてはやされている時期に、稼ぐだけかせでまえ!!
そうして、それ以降のテレビ局のスタッフの冷たい仕打ちに備えなさい!
きっと、1年もしないうちに、見限られるでしょうから。
見限られないうちに、稼ぐだけかせいでまえ!!
それがウマい世渡りとちゅうもんでっせ!!
posted by Kyawa at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ

ブログ閲覧者への感謝

きのうの投稿にたいする個別反応が、これまでにないものだったことに、感動している。
もしかしたら、ワタシと同じように感じている人たちが、たいそう存在しているのではないか、という期待を抱かせる。
そういう期待を、幻想でも、抱かせてくれた、この瞬間に、感謝。

まんぷく: 人が人を裁くという重み
posted by Kyawa at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008/04/22 Tue

人が人を裁くという重み

犯行は「冷酷、残虐で非人間的だ」とし、被告は「罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけだ。反省心を欠いており、極刑はやむを得ない」
と裁判官は述べたという(広島高等裁判所判事)。
「冷酷、残虐で非人間的だ」
という部分だけ抜き出してみれば、さまざまな、現代的歴史的事件当事者に当てはまる気がする。
たとえば、それが、"私人"ではなく、"公人"だったとしたら、死刑判決は、極東裁判以来、相当する人はごまんとあっただろうが、あまり聞いたためしがない。
直近では、「後期高齢者医療制度」を「長寿医療制度」と名を変えさせた御方と、それを受諾して、名を変えた御方。
実母の介護経験を"嵩にきて"、こともあろうに、ゆがんだ介護制度を提案した政党から出馬したあげく、担当大臣になるやいなや、"現代版姥捨て山"と称される制度の定着に苦心している、国際政治学者殿あたりは、公人として、これから推定どれほどの殺人を犯すことになるやら。
この人をあげるにはおよばない。
さきの大戦の戦犯として、アジア2000万人、同胞300万人の死者、おびただしい無辜の死傷者を生じさせた政治責任を問われていたあげく、戦後民主日本の首相にまでなった御仁もいらっしゃった。
現在進行中のアフガン、イラク戦争はもとより、さきの「文化大革命」によるお隣の知識人、貴重な文明遺産の破壊に、近隣諸国の一つとして、破壊した勢力を賛美していた当時の日本政府要人も、ご存命中である。

隣国の人々を残虐に強姦殺戮された痛みを痛みを思わず、歴史をゆがめ、なかったことにしようとする人びとが、同胞を残虐に強姦殺戮した相手を、同盟国の軍人さんだからという理由で、その引渡しを「政治的にどうか」と躊躇するという政府のもとで、日本社会の倫理観は、おのずと、モラルハザードをおこす。

軸が一つではないからだ。
軸がゆらぎにゆらいでいるから、社会規範もゆらぎにゆらぐ。

自己責任の"己"。などといって、ひらがなの「こ」の由縁を解いた教師がいたっけ。
偽装された請負が幅を利かせ、それを、我が物顔で通用させている経営者が、天下の大企業の親玉になっているお国がら。
何をがまんすれば"常識人"で、何を自己主張すれば生き残れるのか、わからなくなっているからだ。

私自身からして、すれ違いざま、通りを我が物顔で、横列走行・歩行をしてはばからない、サラリーマン高校生らの頭部を、スッパリ、ことごとく切り落としてしまいたくなることがあるし。
人をひき殺そうとしておいて、平気で、「アンタが止まらないからだ」といったふうに、ハンドルを切ってゆく、方向指示器も出さずに車を右往左往させる、老若男女のミケンに向けて、架空の銃口を向けてぶっぱなしてみる。
たぶん、この瞬間、アメリカのある州なみに、銃保持規制がゆるやかだったら、私は殺人を犯してしまったかもしれないと思う。

殺人や障害事件を冒す瞬間というか、その垣根を越える"踏み切り"というのは、相当なものがあって、頭の中の妄想や空想上の"行為"とは、質感も疲労感も自身におびる傷も、まったく別ものであろうと言い聞かせつつ。
そういう実感や質感や体感を、いま生活している幾人の人たちが、わが身のこととして共感できる感性を持ち合わせているのだろうか、と疑わしい。

世界遺産の島を、観光と称してめぐりつつ、平気で、ゴミを落とし、枝や木肌をもぎとる人々や、人類文化遺産の歴史がきざまれた壁に、記念と称して、稚拙な記号を刻む人びとがいる。

こういう人たちは、死刑に処せられない。罪は問われるが、特定できないからだし、死刑なんていうほどのことはという、法的制度的制約があるからだが。
(そのうち、地域によっては、そういう制度ができるかもしれんが)

人が人をどこまで裁けるのか。
それも死をもって。
その人の生命活動を停止させるという、とてつもない行為でもって、裁ける罪とは、どのようなものか。
そのような罪を罪と問える人間とは、どのような人間なのか。
posted by Kyawa at 23:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース

初夏

先週後半、晴れたり曇ったりの合間、盆地の北側にそびえている山々の山肌が、なんとも鮮やかな緑色になっているのが、眼にまぶしかった、と感じていたら、歩道にそって植えられている躑躅まで開き始めていた。
亜米利加花水木は、もはや、満開。
街路樹のハナミズキ、満開
posted by Kyawa at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008/04/19 Sat

J.F.ケネディ神話より、カーター氏の言動

今回の会談についてはイスラエルと米政権が強く批判している。
この時期に、よくぞこんな対話を準備し、遂行したもんだ。
平和主義者としての幻想がいだかれている、かのベトナム侵略戦争を戦略的に準備した、暗殺された大統領、J.F.ケネディ氏よりも、この現代の国際政治において、真の愛国心を発揮しようとしている、カーター氏の方に、多大な共感を覚える。

アメリカ政府の国際外交の上での"ダブル・スタンダード"を、直接的に批判している点では、むしろ、いま進行中の大統領選挙戦に参戦している、せわしない内輪もめ個人攻撃に熱心な、民主党候補らよりも、たいへん進歩的民主的だし、アメリカ国民のなかの良心を代表しているのではなかろうか。
まあ、こういうのも、過大評価となるのでしょうが。
posted by Kyawa at 22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2008/04/17 Thu

「民族浄化」政策の洗礼を受けた民族の、無差別攻撃

【4月17日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で16日、イスラエル軍が空爆などの攻撃を行い、イスラエル軍兵士3人、ロイター通信(Reuters)のカメラマン1人を含むパレスチナ人17人が死亡した。
……
イスラエル軍当局は遺憾の意を示す一方、「死亡した民間人や報道関係者は、戦闘地域に進入し自らを危険にさらした」と釈明した。(c)AFP/Adel Zaanoun
空爆という攻撃手法が、どういう攻撃効果を上げるかということは、攻撃側は重々承知のはず。
言い訳は言い訳にすぎない。



自分たちが受けた、大義なき無差別大量殺戮政策の被害を、イスラエル政府の人たちはどう受け止めているのだろうか、と思う。
自分たちが受けた仕打ちは許さないが、選ばれていない他民族にたいする殲滅作戦は、大義があると思っているのだろうか。
posted by Kyawa at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2008/04/16 Wed

シツレイな話だ

屈辱的…というか、こういう論理を、近所の床屋の主人の口から吐かれるのを聞いたこともあるので、わが国市民も、こういう非国民的な考え方に同調しているのかと、溜息をついたこともある。

asahi.com:「思いやり予算は良い投資」在日米軍司令官 - 政治
2008年04月14日21時02分
在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の延長案に関しては、「日本や地域全体の安全保障にとってよい投資だ。日本が同じ防衛装備を独自に購入した場合、どれくらいのお金がかかるだろうか」と述べ、割安な負担との見方を示した。
イヤ、割高も相当なものでしょう。
と、私は言いたいが。
近所の床屋の亭主などは、(たぶん、なじみの"市民"との話のなかで、こんな認識が定着したのだろうが)誰が日本を守ってくれる?と聞く。
アンタが守らないで、誰が守るんだよ
とワタシが応じる。

だまる亭主。
こういう連中が、近頃の若いモンは、なっとらん
とのたまうのだが、自分らがどうにかすればいい。

攻めてこられたとき、そういう、喧伝されている"有事"のときにですな、アンタがたが、自分自身で守ればいいでしょ?!
若いものは、アンタがたが言うとおり、「タヨリナイ」ですからサ。

アンタ方が、どういうふうに、その、アンタ方の資産を守るんか、その手法を学ばせていただきやんす。
それこそ、専守防衛の、一番の教訓でやんす。

そんなやりとりをしている間に、当のアメリカさんは、「コストがかからないからね」とのたまわっているんだぞ!!
このヤロウ!!

どっちがコスト高だってんだよ!!
あ、そうか、アンタ方は、アメリカのコストを心配してたってか。
posted by Kyawa at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース