最近では、イスラエルとパレスチナとの間に―いや、むしろパレスチナの周囲にと言ったほうが正確かしらん―壁が築かれてしまったというニュースを聞いたことがあった。
この類似点に関しては、アルジャジーラ英語版サイトの配信ニュースのなかで、イラク国民の一人も語っている。
Al Jazeera English - News
UPDATED ON:SUNDAY, APRIL 22, 2007
17:01 MECCA TIME, 14:01 GMT
US walls-off more Baghdad districts
Adnan Shuhab, a resident of the Iraqi capital, said: "We heard the building of such concrete walls was only between Israel and the Palestinians.彼が指摘しているように、壁はむしろセクト主義、対立と緊張を増長させるだけだ。
"Firstly, they want to separate us and put sectarianism in our minds. Secondly, we are Iraqis and we have been unified for thousands of years."
ベルリンの壁がそうであったし、パレスチナ人とイスラエルとの間につくられた壁もそうであるように。
かつて、イスラエル建国以前のかの地では、パレスチナの民のなかでユダヤの人びとは混然融合して共存的に生活していたと聞く。
イラクでも、イラク戦争によって秩序社会が崩壊する以前には、少なくとも、現在のようなスンニ派とシーア派同士の血を血で洗うような抗争は生じていなかったし、国外からのテロリストらが堂々と活躍できるような治安状態ではなかったはずだ。