で、そのあげく、上記引用のような報告が行なわれるまで、事態は進行してしまった。脅威を払拭(殲滅)するどころの話じゃない。
米政府は17日に一部を公開した機密報告書「国家情報評価(National Intelligence Estimate、NIE)」の中で、イラク戦争により、アルカイダや各地の同盟組織は潤沢な資金や、優れた人員勧誘ネットワーク、爆弾生産能力などを持つ世界でも有数の戦闘組織に成長したと分析。ビンラディン容疑者らアルカイダ指導層は、蓄積された組織力を米国本土に対する新たな攻撃に活用しようとしていると警告した。この報告は他でもない、ホワイトハウス内ですでに知られていることである。
ブッシュ大統領ご当人ももちろんいの一番に知っている内容である。
この客観的情報を認知しながら、なお、馬鹿げた強硬路線を取りつづけるのは、結局、彼が保身しか考えていないからとしか思えない。
彼がほんとうに自分の政治的権威を守りたければ、即、イラク占領政策を撤回放棄し、速やかにすべての駐留軍隊を撤退するのが一番だ。