6カ国協議が、紆余曲折を経ながらも、確実に成果をあげつつあるなか、第三国の仲介・介入なしの対話が再開。
この間、NHKが特集した番組などで、すでに工業団地の建設と資金援助など、かなりの交流が行なわれていることを知ったばかりだ。
拉致問題などは、日本の場合よりも桁違いの人数で北朝鮮側に連れて行かれている。
朝鮮戦争で分断される直前直後からこっち、生き別れになっている離散家族問題では、ほとんどの世帯が関係しているとも聞く。
異なる体制のもとで、いまだ“休戦状態”、つまり、いまだに戦争状態にあるが、もともと、日本なんかよりよっぽど、民族的には単一性が一貫している朝鮮半島。
統一された朝鮮半島への願いは、北も南も同様だろう。
“統一された朝鮮半島”これも、先日みたNHK特集のなかで、たいへん大事な観点で、現韓国政府が外交政策をすすめていることを知った。
これまでは、どちらかというと、南の社会体制に、北を引き込む、という方針だったという。
これは、結局、北の現体制の解消、もしくは崩壊を待つか促す、ということになる。この方針自体が、外交的にも緊張を生みやすいものだ。
この方針を、転換しているというのだ。
それがいわゆる“太陽政策”の柱。二つの異なる体制の社会が並存共存しつつ、国民の自由な交流と経済交流のなかで、おのおのの国民の納得ずくで統一的政治経済体制に移行してゆこう、というもの、らしい。
この政策はまた、これまで、国際機関やとくにアメリカなどの仲介、介入による対話が主たる手段だった、南北の対話のあり方を、朝鮮民族・韓民族自らが主体的にすすめるという方向に、大きく切り換える画期だった。
ミサイル実験などによる緊張の高まりのために、中断してしまったこの流れが、6カ国協議の軌道修正がうまくすすんでいることともあいまって、また太くなった。
2007/10/02 Tue
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