【3月25日 AFP】(一部更新)イラクの首都バグダッド(Baghdad)の南約550キロのバスラ(Basra)で25日、イスラム教シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師派の民兵組織マフディ軍(Mahdi Army)と治安部隊との間で激しい戦闘が発生した。
【4月8日 AFP】イラクのイスラム教シーア(Shiite)派の反米指導者、ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師の側近Salah al-Obeidi師は7日、ヌーリ・マリキ(Nuri Al-Maliki)イラク首相が求めているサドル師傘下の民兵組織マフディ軍(Mahdi Army)の解散をシーア派の最高権威らが命じた場合、サドル師はそれに従う用意があることを明らかにした。事の経過の背景がちっとも分からない。
一方、この記事がとても参考になった。
サドル師派との戦闘開始/マリキ政権に米圧力/アラブ紙が報道/イラク
2008年4月8日(火)「しんぶん赤旗」
【カイロ=松本眞志】イラクで三月下旬に起こった米・イラク軍とシーア派のサドル師派民兵組織マハディ軍との戦闘について、軍事作戦を開始した政府側の意図や、事件が与える今後の影響についてアラブ各紙などが分析しています。ウソにウソを重ねて、先制攻撃、侵略戦争を開始し、無辜の市民の大量虐殺を決行したあげく、大義のない不正な占領を「独裁者と独裁政府打倒と民主国家建設のため」と称して長期化させている合衆国政府は、その果てに、イラク国民を仲たがいさせて、自分たちの都合のいいような政権が維持できるような勢力配置をつくりだそうとしている。
政府側の目的について、汎アラブ紙アッシャルク・アルアウサトは、戦闘が始まった南部バスラのサドル師派幹部ハリス氏の声を紹介。同氏は、作戦の目的が十月予定の地方選挙に向けてサドル師側に打撃を与えることにあったと指摘。「選挙が行われれば、サドル師派が議席を伸ばすことを政府側は知っている」と語りました。
ヨルダン紙ヨルダン・タイムズは、マリキ首相がもともとこの作戦に乗り気ではなかったにもかかわらず、現地米軍高官がイラク軍の能力を過信し、戦闘に臨んだ可能性があると指摘しました。同紙はまた、ブッシュ米大統領の意を受けたチェイニー副大統領が事件直前の中東訪問の際、「マリキ氏に軍事行動に踏み切るよう説得した」と報じています。
イラク国民の持続的平和的発展や、市民の安全などは、二の次三の次、あるいは、まったく考慮していないかもしれない。
イラク内戦は、米軍占領がもたらした結果だと言える。
解決のためには、無条件の外国軍隊撤退しか、道はない。
その直後にどんな混乱がもたらされようと、これ以上の米軍占領の継続による悲劇にくらべれば、イラク国民自らの手に、イラクの行く末が任せられた方が、まだマシだ。