2008/05/06 Tue

無策


わが山梨県でも、産科医師の絶対的不足のため、受け入れ体制をとることがむずかしくなっていることが報じられている。
現場の医師は、過密過重労働に疲労している、とのテレビ特集もあった。現場の生々しい声に、ここまで医師不足を放置してきた、政治責任の重さを思う。

あまりの不人気さに「長寿医療制度」と名を変えた「後期高齢者医療制度」。
ワタシが思うに、政府は、少子化対策として、高齢者人口を目的意識的に減らしていく、年齢別殺戮制度をもうけて、比率的統計的に、こども人口が増えた、と言えるようにしたいのじゃないか。

後期高齢者医療/差別制度 すぐ廃止を/NHK討論で小池政策委員長/必要な治療制限の危険
2008年5月5日(月)「しんぶん赤旗」


「少子高齢化」といって人くくりにされる、二つの相反する社会現象。
少子化は、まさに、未来の労働人口が減るという、社会存続の根幹にかかわる重大事だが、高齢化社会のどこが悪いのか。本来なら、個々人の働きたいという意欲が保たれる期間がのびることや、働ける期間が客観的にも延長されるということは、労働人口全体の数を引き上げ、その社会の生産性の向上につながるはずではないのか。

社会構成員の寿命が長くなることが、社会の負担となるような社会とは、いったいどのような社会か。
長く生きることを苦痛と思わせるような社会とは、いったいどんな社会か。

こどもを生み育てることを「自己責任」とする社会は、老いすら「自己責任」と切って捨てる社会であった。
われわれ国民の正当なる選挙によって選出された国会における多数をもって組閣された内閣・政府によって、日本社会の内実が露になった。
posted by Kyawa at 11:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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